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店主のひとり言

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店主のひとり言

私は古典 8月22日

お盆休みに落語を聴いてまいりました。
柏市民文化会館で松戸出身の噺家の真打昇進披露興行が行われると知り、旅行も自粛の夏休み、県境も超えませんしこの位の楽しみは許して欲しいと席を確保致しました。生憎の雨模様の昼下がり、観客は百人いたでしょうか?時節柄致し方無いのでしょうが、噺家も主催者も切ない思いではなかったでしょうか。古典落語三人の後中入り。口上、カッポレの後新作落語二人でした。初めて聴く市立松戸高校卒の雷門小助六師匠が良かったでしょうか。これまであまり意識せず新作も古典も聴いてまいりましたが、あゝ私は古典落語が好きなのだと自覚しました。日頃志ん朝ばかり聴いておりますが、私の場合、江戸時代の滑稽話や人情話を軽快なテンポの江戸言葉で聴くのが一番のようです。