話題の?白みりんを味わってみました。
ご存知の方も多いと思いますが、江戸時代に当地の醸造家「万上」がそれまでの赤みがかったみりんと異なる白く澄んだいわゆる白みりんを開発し全国的に普及する訳ですが、昨秋その誕生200周年を記念して当時の製法で造られた「万上白味醂」が売出されました。私はみりんを良く知らずピンと来ませんでしたが、家内が正月のお屠蘇用にと買い求めました。販売店の大奥様には「普段使いには勿体ないので是非飲んで楽しんで」と告げられたそうです。頂いてみた感想は有体に言って変わった味の日本酒(失礼!)というところです。日本酒であればひとしきり飲み続けるところですがそうはまいりませんでした。本来の用途からしてそうなのでしょう。
昨年その万上八代目当主があのキッコーマンの社長となり、流山にも優秀な人材がいるものだと歓声を上げたところですが、そのタイミングにこの200周年が重なるところに巡り合わせの妙を感じるのは私だけではないでしょう。
ということで?今宵再び白みりんを舐めてみるとしましょうか。