Menu

店主のひとり言

Home

店主のひとり言

優しくなる 9月26日

先日心優しい方々に苦境を救って頂きました。
ある土地の処分を手伝わせて頂きました。駐車場として賃貸されていた土地で、利用者の方には余裕を持って閉鎖のお知らせをし、間も無く閉鎖期限というところで無断駐車が発生しました。いやはやです。先ず張り紙をしましたが車を出し入れしている様子が無く埒が空きません。近所の方の話から近くの空き家になっている家の車との目星が付いたのですが、周囲を訪ねても連絡先を知る人が見当たりません。これが今時でしょうか?止む無く警察に車両の所有者への連絡を頼みましたが、数日後連絡不能との回答です。車検や車庫証明の際に連絡先を聞いていないとでも言うのでしょうか?何とも頼りになりません。買主への引渡し期限が迫る中刑事さながら手掛かりを求めて歩きました。あらためて近所を当たりましたが連絡先は掴めませんでした。「あの家の主はあの地区の施設に入ったと聞いた」との情報を得て該当地区の施設を当たりました。窓口で「個人情報故返答しかねる」と言われ困った顔をしていると「居ない場合のみ答える」となり、「居ない」との回答。次の施設も同様。その地区に他に施設は無く諦めがよぎりましたが、苦し紛れに近隣の施設の有無を尋ねると、地区外の施設を教えてくれました。期待もせず売主にこれだけ回って駄目だったという材料のつもりで訪ねた施設で幸運が待っていました。窓口の女性に事情を話すと余程しょぼくれた顔をしていたのか上司に相談の末「一年半前まで入所していた。当時の記録を探して家族に連絡を入れてみる」との回答です。こんな幸運が有るのでしょうか?直後に家族の方から連絡が有り、買主への引渡し期限を目前にして車両の移動が完了し事無きを得ました。感慨無量です。
私が施設の担当者ならこんな親切な対応をしたでしょうか?甚だ疑問です。情報を求めて訪ねた家でも何の得にもならないのに方々に電話してくれる方がいて頭が下がりました。これを機会に私も少し他人に優しくなろうと思います。救って頂いたお返しとして。な~んてのど元過ぎればすぐに忘れてしまうのでしょうか??

写真は駐車場のそばで見つけたいが栗です。栗おこわが恋しい季節です。